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石の犬/Shonen Bat - post marked stamps #6
¥1,100
2024年リリース、Soul Ameria Recordsの post marked stampsシリーズ第6弾!今作はスペイン・マラガのマスエモバンド”Shonen Bat”と福岡のエモ/ポストハードコアバンド”石の犬”によるスプリットです。 Shonen Batは全3曲、音数少ないギターアルペジオの隙間を縫って、畳み掛けるようなリズム隊と哀愁漂うような枯れたボーカルが特徴的です。 ミッドウェストエモやインディーロック、マスロックからスロウコアまで幅広い音楽性を飲み込んだような楽曲群、ギターとベースのアルペジオの絡み合いには切なさを感じずにはいられません。スリーピースバンドの一つの理想形の音像がなっています。 Climb The Mind、Braid、TTNG、Tangled Hair、Karateなど好きな方には間違いなく刺さるのではないでしょうか。 対する石の犬は全2曲、個人的にも以前から気になっていたバンドですので、本スプリットは非常に嬉しかったですね。 エモや激情ハードコアの影響を感じる音像、新海氏による日本語の歌唱には胸が熱くなります。 轟音ギターが掻き鳴らされる”影泳”、暗く深いアルペジオから始まる”風船”と対象的な楽曲が収録されており、彼らの楽曲の幅広さも感じます。 WEAVEやswhichblade、Unwound、個人的にはsyrup16g好きな人には聴いて欲しい。 どちらも鉄の冷たさを感じる音像ながら、内に燃えるエモーショナルを感じることができるスプリット、今作も非常に最高ですね! 以下レーベルインフォ 石の犬( From 福岡) 福岡のエモ、ポストハードコアの石の犬。 2022年にギターボーカルも新海が運営するRufen Publishingsからリリースされた7”が記憶に新しいですが、今回はその作品後の新曲になります。轟音が渦巻くギターサウンドから日本語で歌われる新海によって奏でられる独特な歌い回し、時にそれはサッドコアの暗い世界からオルタナやハードコアでは括れない多種多様なジャンルを行き来しているようにも感じる世界感がこのバンドには存在している。 SHONEN BAT( From Spain) スペイン/マラガで結成された3人組マスエモバンドの3人組/Shonen Bat。 2012年に結成された彼らは、LP、EPやスプリット、コンピなどに数多くの音楽を生み出してきました。 彼らの音楽はミッドウェストやインディーエモの融合によってより複雑な側面も垣間見ることが出来、音源自体も毎回ベースやドラムが前面に押し出されており本来のバンドアンサンブルが聴くことが出来る数少ないバンドでもあります。 またバンド名の由来は今 敏監督の「妄想代理人」に出てくる悪役の少年バットから引用されている。
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犬街倶楽部 - 初期の犬街倶楽部
¥500
2023年リリース、岐阜県を中心に活動する犬街倶楽部の3曲入り1st EP! タイトルはやっぱり台風クラブからなのでしょうか。 どこか懐かしい気持ちになる砂埃を感じるような独特なバッキングフレーズを中心に展開していく日々の鬱屈としたやるせなさを感じる詩情が素晴らしいです。それでいてbloodthirsty butchersやfOULのような90年代北海道オルタナのようなベースアルペジオフレーズもあり、私も非常に好きな音像です! M-1”羽川君之憂鬱”では、悶々とした日々を過ごす鬱屈とした心情を表現しているような良曲、メロディーはポップで何度も聴きたくなります。どことなくSUPERCARも想い起こすラストも"YUMEGIWA MY GIRL"というフレーズからでしょうか。 M-2"犬街闊歩"では夕暮れの中を歩いていくようなノスタルジーを感じ、M-3”non”ではエモや激情感あるフレーズも織り交ぜつつ、1曲目につながっていくような構成も最高! 録音・ミックス・マスタリングはYoshiaki Kawamoto氏(Studio Vetix)とカツタカモリ氏(ナポリタン・デイ・ドリーム)、ジャケット・デザインはみよしあかり氏が担当しています。
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cetow - One Vision
¥1,760
2022年リリース、京都が誇るインストポストロックバンド、cetowの2nd アルバム! 静岡のFURTHER PLATONICからのリリースになります。 エモやポストロック、マスロックに基盤を持つようなサウンドで、一聴した時に眼の前に景色が拡がっていくようなバンドアンサンブルは圧巻です。 ギター2本のアルペジオ、複雑なリズムの絡み合いは非常に爽やか、それでいて内に燃える熱を感じます。 MVも作られている"water leaf"は非常にキャッチーで口ずさみたくなるアイディア満載のフレーズの数々、流れる水と明るい陽射しを思い浮かべます。 4曲目の"North airport"は、透明感のある印象的なハーモニクスフレーズから始まる、旅立ちの朝を迎えたような印象、私は特に好きです。 jizueやNabowa、LOW-PASSといった京都にゆかりのあるインストバンドが好きな方はもちろんのこと、ENEMIES、american football、Peleなどエモにルーツのあるバンドが好きな方には是非! また、エンジニアにはjizueでギターも担当するNoriyuki Inoue氏が担当しています。
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switchblade - Obscure Heart
¥1,650
2023年リリース、横浜を拠点に活動するスリーピースオルタナバンド、swhichbladeの2ndフルアルバム、今作もFURTHER PLATONICからのリリースです。 生活を見つめるような内省的な歌詞、ドラマチックに展開していくバンドアンサンブルには思わず拳を握りしめてしまいます。 個人的には”浴槽に沈む”〜”火のないところの煙”の流れが個人的には特に好きで、繰り返されていく生活の中での世界との対峙を切実に切り取っている様、聴いている内に胸が沸々と熱くなり、なおかつ、ただ隣にいてくれるような優しさも感じます。 また、自分らしさとは何かと考えさせられる“果実”には非常に勇気付けられます。 ストイックで硬質なサウンドも非常にカッコいい。 CDのみボーナストラックが収録されています。 昨年末にリリースされ、個人的にも衝撃を受けた1枚、ぜひ聴いてください!
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aoni - aonisai
¥1,650
2023年リリース、東京を中心に活動するaoniの1stフルアルバム! FURTHER PLATONICからのリリースとなります。 アジカンやストレイテナー、スパルタローカルズ、eastern youthやNumber Girl、bloodthirsty butchersを聴いて育ってきた我々に突き刺さる音像、それでいてハードコアなどのアンダーグラウンドシーンの影響も感じます。 開幕を飾る"dunk"の乾いたギターバッキングフレーズから虜になり、初期からの音源であったFIELDやdonutについても新たに録音、再録されており、こちらもめちゃくちゃテンションが上ります。 硬質な演奏の中に、山下氏のどこかノスタルジーも感じるボーカルがポップに乗ることで、青春の喧騒、地下室から階段を登った先に広がる景色を思い起こします。 過去と未来がぶつかり合って交差し、前へ進んでいくようなアルバム、aoniの現時点の活動の集大成とも言えるべき作品です。 先日はリリースツアーラストの吉祥寺ワープでのライブも成功させた彼ら、熱気に包まれるライブも一度体感して欲しい。(という、私もしばらくライブに見に行けていないので、見に行きたい…。) 初期衝動、未来へ進む意思、音楽への愛、それら全てがパッケージングされたフルアルバム、未聴であれば必聴です。 CDはボーナストラックが1曲収録。 レコーディング、ミックス、マスタリングはweave/swhichbladeのメンバーでもある平氏が担当しています。
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yubiori/Acle - under a cloud
¥1,650
2024年リリース、横浜を拠点に活動するyubioriとAcleの4曲入りスプリットEP! 静岡県のFURTHER PLATONICからのニューリリースになります。 yubioriはRAFT RECORDSからリリースされていたセルフタイトルが完売したことも記憶に新しく、暮らしの中で感じる諦めと焦燥を焦がすようなバンドサウンドにさらに磨きが掛かり、どこかでうつむく誰かの背中を優しく、それでいてしっかりと押してくれるように感じます。 ”放射冷却”では戻れない過去に思いを馳せながら、何者にもなれなかった僕たちに、それでもやっていくんだという思いにさせてくれるエモーショナルな楽曲、ライブ映像だったりはSNSで見ていたので、遂に音源で聴けて非常に嬉しいです。 ”鳥籠”では優しいアルペジオフレーズとアコースティックギターの絡みから始まる、個人的にはPedro The Lionとかを感じます。飛び立っていくようなラスト1分は必聴、歌詞の最後の1フレーズで心を掴まれます。 Acleも前作はRAFT REECORDSからリリース、90’s EMOに影響を受けたであろうサウンドと丁寧に紡がれるギターワークと感情を爆発させるように掻き鳴らされるバーストパート、どこか諦念を含みながらも孤独に寄り添うような優しさを感じます。 ”sleep tight”はChristie Front DriveやMineralの2ndとか好きな人には必ず聴いて欲しい名曲、イントロから始まるアルペジオフレーズは必聴の美しさです。夢だけ見ていたいけどそうはいかない、やるせなさを感じながらも前を向いて生きていかなきゃと思わされます。 一人で部屋の中で延々と考えてしまうような堂々巡りを唄ったかのような”幕間”では思わず泣きました。日々と日々の合間、夜眠りに付くときに部屋を暗くしたときに頭を巡るどうしようもない切なさと不安、それを唄ってくれる事に救われます。 レコーディング、ミックス、マスタリングはkurayamisakaやPygmy I'm cricket、yubioriの1stの際もエンジニアを担当しているShimada Tomoro氏、ドラムテックには佐藤謙介氏がクレジットされ、アートワークはタカギタツヒト氏が担当しています。 絶対聴いたほうが良いスプリットです! トラックリスト M-1 放射冷却 - yubiori M-2 sleep tight - Acle M-3 鳥籠 - yubiori M-4 幕間 - Acle 以下レーベルインフォ 横浜を拠点とするyubiori、AcleによるスプリットEP。 RAFT RECORDSが輩出した2バンドの新作は静岡のFURTHER PLATONICからリリース。 yubioriは日本のエモ道標を辿りながらも、その先に広がるどこか素朴な情景。今まで見てきた景色や日々の生活を浄化させる純朴さと対比する溢れ出る情熱。 Acleは90’s emoマナーに沿ったアプローチで感情の奔流を魅せる。前作以降描くような活動ができずメンバーチェンジを経て、そういった葛藤もこのバンドの熱量に繋がっているのではないか。どこまでも感情的な唄と演奏。強い想いが込められた作品だ。 日本のエモ、bachoやAnd Protector以降の新たな等身大の表現を、両バンドは体現する。
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猫を堕ろす ‐ ポップの真髄
¥2,500
2013年に名古屋大学フォークソング同好会で出会ったメンバーで結成、現在は東京を中心に独自のポップスを追求し活動している男女ツインボーカルポップバンド、”猫を堕ろす”の2024年リリースのニューアルバム!自主レーベルのビスマルクレコードからのリリースです。 レーベルインフォにもあるように、今まで追求したエレクトロニックサウンドを継承しつつ、バンドサウンドの回帰も見られる1枚、ひたすらにポップネスを追求した楽曲群は一聴するだけで強烈な印象、中毒性があり何度でもリピートしたくなるアルバムになっています。メロディラインが本当に気持ち良すぎる...。 旧メンバー澤田誠也氏(現Suspended 4th)が監督を務めたMVも印象的な”door”、yobai video等で活動する藤本薪氏とフィーチャリングしたオリエンタルなエレクトロサウンドを展開する”オーバークロック”、鮭とばSKTB氏とフィーチャリングしたハイテンションで足がもつれるようなダンスミュージックながら「君になりたい」と繰り返す切ない切実さがある”コミュニス”、ダンサブルでメロディアスなシンセサイザーのフレーズに絡み合うようなギターサウンドが最高の”光があふれてる”、全ての終着の先にあるラストを飾る、夕暮れの風が一瞬やんだ時のような切なさを内包した”凪の音楽”等、挙げるときりがないのですが好きな曲ばかりのアルバムです。 tofubeatsやパソコン音楽クラブ、ウ山あまね、in the blue shirt、Kabanaguといったアーティストが好きな人たちにはもちろんの事、相対性理論、FOSTER THE PEOPLE、Vampire Weekend等のインディポップ、UNDERTALEやFRIDAY NIGHT FUNKINといったインディゲームミュージック好き等、様々な人オススメしたい1枚。あとはピーナッツくん好きな人にも必ず聴いて欲しい。 めちゃくちゃ可愛いジャケットはFUZZKLAXONでも活動しているイラストレーター、n_o_t_a氏(X:@nota_p_astrum)が担当しています。 以下レーベルインフォ 【収録内容】 1.door 2.漫画の世界で 3.オーバークロック feat. 藤本薪 4.pop song 5.Storage of the ground 6.コミュニス feat. 鮭とばSKTB 7.光があふれてる 8.新しいきみへ 9.凪の音楽 【アルバム紹介】 収録曲「オーバークロック」では前作で追求したエレクトロニックなサウンドを継承しつつ、「door」「pop song」ではバンドサウンドへの回帰も見られ、最終的にはその両面が融合された「凪の音楽」に帰結する。彼らが追求してきたポップソングの集大成を全9曲収録。
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NAVEL - depend
¥600
長年中京を中心に活動しているメロディックパンクバンド、NAVELが2004年にSnuffy Smileからリリースした2nd アルバム、こちらは自主レーベルのBelly Button Recordsからのリリース! 東海地方の様々なバンドのライナー入りとなっており、オリジナル盤を持っている方にも是非手に取ってもらいたい1枚。 疾走感溢れるメロコアサウンド、ドラムの手数が圧倒的でつんめのるような焦燥感、乗っかてくるメロディはとても甘く美しく、何だか胸が苦しく泣きそうになるサッド感、全てが最高です。 中京メロディックの伝説を是非...。しかも¥600という破格のプライス。フルアルバムです。 MOVING TARGETSとかの90s メロディック好き(MOVING TARGETS来日にも出演してましたね、行きたかった)はもちろんのこと、ANORAK!やLeft Handsといった若手バンドとも対バンしていることから、幅広い世代から支持をされています。 メロコア好きはもちろん、昨今のエモと呼ばれる音楽が好きな方には是非聴いてもらいたいアルバムです!
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NAVEL - HEARTACHE
¥1,000
中京を中心に活動するベテランメロディックパンクバンド”NAVEL”、前作”depend”から10年の時を経てリリースされた3rd アルバム!2015年に自主レーベルのBelly Button Recordsからのリリースされています。 初期から一貫するメロディックチューンからファスト/グラインド要素を織り交ぜた楽曲、国内メロディック・ポップパンクの先駆者的バンドでもありますので、まずは聴いてみてください! 何年たってもNAVELの楽曲は青く切ない魅力に満ち溢れていて、駆け抜ける速さの中に胸がぎゅうと締め付けられるノスタルジーを感じますね。 当店でも取り扱いのあるSlugger Machineやgood luck with your funとも一緒にやったり、またLeft HandsやANORAK!等若手との対バンにも呼ばれたりと、幅広い年代からの支持を集めているバンド、2nd アルバム Dependと合わせて是非チェックを!2枚合わせても2,000円でお釣りがきます。
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俺たちの名盤 - オムニバスCD【令和6年 能登半島地震 チャリティ】
¥500
令和6年 能登半島地震を受けて、私としても個人的に募金等をしたりしていました。ただ、他にもなにかできることがないかと思い、Save the Birthday2023の際にTied Musicにて制作された、フェス当日に募金していただいた方にお渡ししていたオムニバスアルバムをWEBショップにて販売することにしました。 売上に関しましては、全額日本赤十字の「令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付させて頂きます。 https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/ 発送の際の送料、BASEの販売手数料はupslope recordsが負担します。 (販売価格×販売枚数で振込をします。) (他の商品と合わせての購入の場合は、配送方法が異なるため送料発生しますことご了承いただけますと幸いです。) 私コウサカ イブキがやっているalong the beachのレコーディング音源が収録されている他、滋賀県出身だったり、彦根を拠点に活動しているバンドの音源が収録されています。 Tied Musicさんの店頭でも募金を受け付けており、店頭にて募金ご協力頂いた場合もこちらのCDお渡しします。 (枚数に限りはありすので、お渡しについてはなくなり次第終了となりますので、ご了承頂けますと幸いです。) 1.梵 "LANDSCAPE" 2.Selie "ideal" 3.along the beach "いつかはいなくなるさ" 4.SPACE DEBRIS "カメラ" 5.AVALANCHE "エイプリルフール" 6.DARUMA 7 "夏祭り" 7.Magokoro "おつかれさん"
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Dr.BULLDOG - hair of a dog
¥1,100
2024年リリース、滋賀県彦根市のスリーピースメロディック・スカバンド、Dr.BULLDOGの1st E.P! 今までの1st〜3rd Demoから引き続き、ゴキゲンなスカ・パンクサウンドを鳴らしながらも、ダブ・レゲエにも接近したサウンドも垣間見え、更に音楽性が拡がっています! 特にM1.bad dayでは開幕から「これまでとは違う…!」ということを感じさせますね。 The Specials、The Clash、Bob Marley等好きな方にオススメです! また今作のエンジニアはTied Music フジオカ氏が担当し、録音もTied Musicにて行われています。 特典でステッカーが付きます 200枚限定!
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Texas 3000 - tx3k【cassette】
¥2,200
SOLD OUT
※少量入荷のため、お一人様1本までにてお願い致します。 2023年リリース、東京を中心に各所で話題となっているバンド”Texas 3000”の1stアルバムがカセットテープにてリリース!SNSで流れてきたライブ映像を見て気になっている方も多いのではないでしょうか(私もそうでした) 約3年の制作期間をかけたフルアルバム、一筋縄ではいかないような楽曲達が並んでいますが、それでもどこか砂埃が舞うような、遠い故郷の景色を思い浮かべるような胸を掻きむしる哀愁、そして人懐っこさを感じるポップネスを含有している全11曲。 全て計算されているのかと思うほどの”整然とした歪み”を感じ、ジャンルやテイストは異なりますが、Talking HeadsやThe Flaming Lipsを初めて聴いた時のような先の見えないワクワク感があります。 Shudder to Think、Minutemen、JawboxといったHC/ポストHCが好きな人はもちろんのこと、個人的には”さよならストレンジャー”や”図鑑”の頃のくるりが好きな人にも聴いてみてほしいと思うアルバムです。 アルバムを通して聴き終わった後のなんとも言えない切なさ、最高です。 レコーディングはGok Soundの近藤祥昭氏とSur Sound StudioのEiji Tani氏、ミックス及び一部楽曲のボーカルレコーディング、track “assembledは Brothers Chinese RecordingsのIan Pellicci氏が担当しています。 以下レーベルインフォ オルタナティブ・ロックバンド“Texas 3000”が、制作期間に3年を要した1stアルバム「tx3k」をリリース! 2019年、Jojo(Gt/Vo)と崎山(Dr)が幡ヶ谷FORESTLIMITでのパーティ“K/A/T/O MASSACRE”にて出会いバンドを結成。2019〜2021年は、時に親密に、時に険悪になりながらもスタジオで作曲活動を開始した。そして、2019〜2022年の間に制作された今作のリリースと同時に、サポートメンバーだったkirin(Ba)が正式メンバーとして加入。現在は3人でライブや創作を精力的に行っている。 Texas 3000は「矛盾」に満ちた存在である。この1stアルバム「tx3k」は、バンドのポートレートとも言えるノンフィクション的な要素を持ち、「矛盾」や「無秩序」を感じさせる楽曲が多数収録されている。1曲に10曲分もの情報量が詰まったような作品となった。Texas 3000のユニークな世界観を表現するため、レコーディングの脱構築と再構築を何度も繰り返し行ってきた結果だ。 シリアスなのかふざけているのか分からない支離滅裂かつ無秩序を表現するかのようなサウンドとリリック、ポップなのにどこか食えないキャラクターと謎の虚無感が同居した佇まいは、まさに新世代・異形でありながら「矛盾」を体現する存在だ。
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pile of hex - LIQUESCENCE
¥2,500
京都を中心に活動するベースレススリーピースオルタナティブバンド、pile of hexの1stフルアルバム。 ソリッドで緊張感のある展開、徐々に熱を帯びていくような楽曲群はSlintや54-71、東京のNOUGATや京都のFLUID、同郷である5kaiが好きな方々には刺さること間違いなしです。 どこか荒涼とした風景を思い浮かべてしまうのはDusterやCodeineなどのスロウコアも個人的に感じますし、また私自身好きな楽曲であった"silence"のビートにはどこか民族音楽的な要素を感じ、非常にカッコいい! 鉄を首筋に当てられているような緊張感のある演奏の中、妖しく歌われるボーカリゼーションには酩酊にも似たような感覚を覚え、ここではないどこかへ連れていかれ、宇宙の中を漂っていくような不思議な感覚、是非聴いていただきたいです。
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by the end of summer - Laughing e.p.【ステッカー付き】
¥815
2017年リリース、京都を中心に活動するエモリバイバルバンド、by the end of summerの放った大名盤4曲入りe.p. The 1975マシューのプレイリストに選出されたり、中国のChinese Footballと一緒にツアーを回ったり、定期的に話題になる彼ら、我々のエモアンセムである”Phony”を始め、2000年代以降のエモリバイバル、トゥインクルエモ直系のタッピングギターフレーズ、Gt/Vo久保氏の特徴的な哀愁ある枯れた歌声、メロディック譲りのキャッチーさが組み合わさり、数あるエモバンドの中でも特別な存在となっています。 近年東京を中心に盛り上がりを見せる国内エモリバイバルシーンの先駆けとして、今後もフォロワーを増やしていくこと間違いない彼ら、ライブでは最近新曲もやったりしており、新しい音源も期待が高まります。 sonwing、Algernon Cadwalleder、empire!empire!はもちろんの事、ANORAK!、くだらない1日、soccer.、音速ばばあ等好きな方に非常におすすめです。
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ゆ〜すほすてる - 引っ越ししたい
¥2,200
2023年リリース、京都を中心に活動する男女混声インディーポップバンド、”ゆ〜すほすてる”の最新フルアルバム! Pavememtや岡村靖幸、個人的には相対性理論も感じる迸るハイテンションポップなインディーサウンド、それに乗せて歌われるegw氏の身も蓋もない、日々のやるせなさを赤裸々に込めた歌詞の数々、聴いているとなぜだか元気が出てきます。 先行曲として公開された”バカンスの夢を見る”はMVのハッピーさとは裏腹に、「仕事を辞めたら遊びに行きたい」という誰しもが共感してしまう想いが歌われており、全てに疲れた現代人のアンセムとも言える曲、マジで最高です。 エンジニアにはmusic studio SIMPOの小泉大輔氏、ジャケット写真は井ノ口伊純氏、デザインはtakeko氏・ミキクワカド氏(踊る!ディスコ室町)の2人からなるユニット「MOG TAPE STUDIO」がそれぞれ担当しています。
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Ryo Hamamoto - Reprizes
¥2,200
孤高のシンガー/ギタリスト/ソングライター、Ryo Hamamoto氏の7年ぶりとなる4th フルアルバム、今作はLIKE A FOOL RECORDSとSimerike Recordingsの共同リリース! 牧歌的でアメリカンなインディーサウンドと、優しげに風にそよぐようなRyo Hamamoto氏のボーカリゼーション、まだ今ほど交通手段も発達していなかった時代、様々な乗り物を乗り継ぎながらゆっくりとしたスピードで世界を旅しているような、懐かしさとどこか異国情緒に溢れたアルバム、散歩でもいいし車でもいいし、どこかに向かいながら聴きたくなります。 レーベルインフォにもある様にBig ThiefやPinegroveといったインディーサウンドが好きな方はもちろんのこと、国内フォークやシティポップなど幅広い音楽と繋がっているように感じます。老若男女問わずオススメできるアルバムです。 また、エンジニアやミックス、マスタリングは岩谷啓士郎氏、ドラムとボーカルRECの一部はStudio REIMEIにて新間雄介氏(VINCE;NT)が担当しており、素晴らしいサウンドに仕上がっています。必聴です! 以下レーベルインフォ 孤高のシンガーソングライターRyo Hamamotoの7年ぶりとなる4thアルバムがLIKE A FOOL RECORDSよりリリース。 一時期はmooolsのメンバーとしても活動、現在もAnalogfishのレギュラーサポートメンバーとしてギター、鍵盤等も担当、マルチに活動続けるRyo Hamamotoの7年ぶりの新作、今回はベースにガリバー鈴木(関取花、Predawn、日食なつこ、etc)、ドラムとパーカッションには高石晃太郎(SEMENTOS)を迎えたバンド編成、エンジニア/ミックス/マスタリングはLOSTAGEやCONGRATULATIONS、uri gagarn等も手掛ける岩谷啓士郎、ドラムとボーカルRECの一部をStudio REIMEIにて新間雄介(VINCE;NT)が担当。 バンンジョー等の細かなアレンジも光るインディーロック/アメリカンなサウンド、ギタリストの一面もあるが故の素晴らしいギターワーク、ラストを飾る”イノセンス”で魅せるクライマックスのギターソロは鳥肌モノ、英詩での作曲も可能だからこその日本語の言葉選びとこの音像に見事ハマるスモーキーな唄声、普遍的グッドメロディー、シンプルながらも豊かな音楽知識と経験ゆえの深みのあるロックアルバム。 Big Thief、Buck Meek、Pinegrove、Califone等の音楽とも共鳴するような。 余談ですが、元々は、10年以上前私が渋谷のo-nestで働いていた時期に、Ryo HamamotoソロやMooolsのライブで会うようになり、Ryo Hamamoto & The Wetland名義でリリースしているSally Leeという楽曲ではnestでMV撮影をしていたりというのもあり深く聴くきっかけになりました。 その後も私が新代田で店を始めてすぐ、世紀の大名曲”Last Train Home”がリリースされCDや7inchを取り扱ったり、ふらっとお店にやってきては酒飲みながらなんとなしに始まる音楽談義も私自身好きで、初期段階からアルバムの構想なんかも聞いていたりしたので、結果リリースもそういう巡り合わせだったのかなと思いとても嬉しく思います。(LIKE A FOOL RECORDS/辻友貴)
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PLATFORM ‐ Moving Around
¥1,200
2023年リリース、各地のライブで話題を集めている大阪を拠点に活動するエモトリオ ”PLATFORM”の4曲入り1st EP!めちゃくちゃいいです! ジャケットはやっぱTHE GET UP KIDSのオマージュですかね。 以前リリースされていた”Take 2”からさらに進化した最高のポップネスを含んだTwinkle Emoサウンド、キラキラしたアルペジオフレーズの数々がどれも良すぎて嫉妬さえ覚えてしまいます。 前半2曲は疾走感溢れどこかに走り出したくなってくる、 Tiny Moving PartsやOrigami Angel好きには必ず刺さります。 そして後半2曲では哀愁漂う90s EMO要素も含まれており、疾走感だけでない、楽曲の強さを感じます。 特に私はラスト”境界”が非常に好きで、PenfoldやMineralのようにだんだんと熱を帯びてラストへ高めていく展開、最高ですね。 by the end of summer、deerafter、ANORAK!、くだらない1日といった国内エモ好きな方は是非、要注目バンドです!
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deerafter - Bite Back
¥2,200
札幌を拠点に活動する4人組バンド、deerafterの2ndフルアルバム、自主レーベルであるFAREASTEXPRESS RECORDSからのリリース! 今作もショートチューン連発、次から次へと畳み掛けてくる怒涛の展開、アイデア、ツインギターから織りなすアルペジオフレーズ、性急で先が読めないテクニカルなリズムフレーズに毎回”そう来るか!”と膝を打ってしまいます。圧巻です。 前作”Cardboard"リリースから約2年、さらに彼らのスタイルというものが磨きあがってきている印象を受けます。 Algernon CadwalladerやSnowing等から影響を受けたであろうエモリバイバルサウンド、Vo/Gt Terao氏の哀愁を感じる歌声には遠くに呼びかけるような寂しさを感じます。 Cap’n Jazzを聴くとき、いつも言いようのない胸の締め付けを感じて走り出したくなってしまうのですが、deerafterの今作についてもそのようなやるせない切なさを感じてしまいますね。 特に私は”Today”がお気に入りです。 スピーカーから押し寄せてくる13曲23分23秒、是非体感してほしい! また、今作は自主レーベルを立ち上げ、録音、デザインもそれぞれ自身たちで行われたメンバーのこだわりに直結した作品、是非CDで手に取って眺めながら聴いていただきたい一枚です。 録音はメンバーであるTaichi Terao氏とRyota Shibuya氏、デザインはBaを演奏するMakoto Furukawa氏、ジャケット等の写真は長月氏( https://twitter.com/4_7_1_9_2 ) とishan氏( https://twitter.com/ghoshalpaisen )が担当、リリース協力はimakinn recordsのいまきん氏となっております。
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Year After Year - Season
¥330
2022年に結成、京都を中心に活動するバンド、Year After Yearの2ndシングル、こちらも2023年にリリースされています。 どこか懐かしい、季節の移ろいの中でふと感じる切なさが凝縮されたようなサウンド、私は風景を感じる楽曲がとても好きなのですが、この"Season"がまさにそういった楽曲で、京阪電車の窓から滑り落ちていく沿線の風景とか、坂道を登りきって見下ろす街の灯りとか、それぞれの想う原風景を映し出してくれる楽曲です! (個人的にはくるりの"さよならストレンジャー"を聴いていたときの感じと近いと思いました。) 活動期間まだ1年ぐらいですが、2023年のりんご音楽祭に出演したりと、着実に知名度を上げていっている彼ら、今から要チェックです! 前作に引き続き、レコーディングはAREA421の中島京翼氏が担当しており、またジャケットはメンバーであるPatrizia氏によるものです。
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Year After Year - All Slides
¥330
2022年に結成、京都を中心に活動するバンド、Year After Yearの1stシングル、2023年にリリースされた初音源でもあります。 印象的なイントロから青空に抜けるように広がっていくサウンド、ポップでありつつもフックのある展開は2000年代以降のジャパンオルタナ、インディーロック、ブリットポップやシューゲイザー等、様々なジャンルからの影響を感じます。 流されていく時の中で、それでも選択をしていかないといけない、それでも「すべてうまくいく」と歌うラストには思わず拳を突き上げてシンガロングしたくなること間違いなしです。 2023年にはりんご音楽祭にも出演するなど、着実にその知名度を上げているバンド、今後EPのリリースも予定してるとのことなので、これからの活動も要チェック! レコーディングはAREA421の中島京翼氏が担当しており、またジャケットはメンバーであるPatrizia氏によるものです。
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Sinker - Gutless【CD】
¥2,200
2023年リリース、静岡県三島市で2013年に結成したエモ・シューゲイズバンド、sinkerのフルアルバム。 Order From増田氏、stereo type/passive chord芹澤氏を中心に結成され、To the edge、百姓一揆のメンバーも所属しています。 待ちに待ったフルアルバム! by the end summer、Turning Center、Slugger Machineとのスプリット、"Four Pitfalls #2"で初めて聴いた時の衝撃そのまま、さらに現代的な音像にアップグレードされています。 レーベルインフォにもあるThe Promisering、Mineralの影響下にある素晴らしい名フレーズの絡み合いの数々、ANORAK!等、現行ジャパニーズエモとも共鳴するような爆発力あるサウンド、哀愁感じるシューゲイザー的な要素もあり、圧巻されつつも非常に聴きやすい、何度でも聞きたくなるアルバムです。 CDはRAFT RECORDS、FURTHER PLATNICの共同リリースです! 以下レーベルインフォ 静岡のFURTHER PLATNICと神奈川のRAFT RECORDSによる合同名義”RAFT FURTHER” の第3段として静岡県三島市のエモ、シューゲイズ4ピースバンドSinkerの11曲入1stフルアルバムをリリース。 NYハードコアや初期NO IDEAのようなメロディックシンガロングにBasement、turnoverを彷彿とさせるエモ・シューゲイザー的な要素のあるリフが混ざり合わさった展開は、結成10年の中で積み上げてきたであろう楽曲センスをさらに色濃く昇華させている。現代的な音楽性でありながらも90年代、2000年代のパンクリスペクトも忘れないレンジの広さはギターボーカルの増田氏や芹澤氏を中心に、各メンバーの幅広いバックグラウンド、音楽愛を感じられ、それがこのバンドの強みとも言えるであろう。 ジャケットイラストはTsutomu Onodera(SLEEPYY/AND PROTECTOR)、写真は hiro itouによるもの。 Sinker are... Vocal,Guitar Yoshihiro Masuda(Order From,life focus) Guitar,Vocal Nozomi Serizawa(stereo type/passive chord/mogro/vanellope/Further platonic) Bass,Chorus Kazuhiro "Wally" Tominaga(To the edge) Drum,Chorus Kazuya Kobayashi(百姓一揆)
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Slow Pulp - Yard
¥2,750
2023年リリース、米シカゴの4人組インディーロックバンド、3年ぶりのニューアルバムは名門Anti-へ移籍してから初のリリースです。 揺蕩うようなメランコリックなサウンドスケープ、ときに押し寄せてくる重くファジーなギターサウンド、どこか気怠げなボーカリゼーションに乾いたスネアドラム、目をつぶり音の波に身を寄せているとどこか遠くに連れて行かれてしまうような酩酊感を味わえます。 フォーキーなインディー・ロックを軸にしながらも、オルタナやドリームポップにも接近するような音像、昨年はAlvvaysと一緒にツアーを回るなどさらにスケールの大きなバンドになっています。 Big Thief、Hovvdy、Whitenyなど好きな方には是非聴いてもらいたい。 国内だとHomecomingsや水平線、幽体コミュニケーションズ聴いてる方には刺さるはず。 大変おすすめです。
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Duster - Stratosphere(25th Anniversary Edition)【cassete tape】
¥2,310
SOLD OUT
※こちらはカセットテープです。 1996年に結成され、活動期間わずか4年ながらその後様々なアーティストに影響を与え続けているバンド、2018年に再結成しさらに人気を高めているDusterのスロウコア大名盤の1stアルバムの25周年盤。 無人の荒野を一人歩いているような、はたまたは宇宙の中一人取り残されているような、自身の孤独と向き合うような切実な陰鬱さがあり、ささやく様なボーカルや所在無さ気なギターが紡ぐ甘いメロディが、通り抜けていく風のように楽曲全体の寂しさをより際立たせています。 当時の機材で録音したLo-fiな音像、この時代でしか出せなかった空気がここにはあるのかもしれません。 スロウコアといえばまずはこれ、と言えるほどの大名盤、個人的にも大変好きなため是非一度聴いて欲しいです。 カセットテープの音の質感とも非常にマッチしており、大音量でカセットデッキで聴くのもまた一興、新しい世界が見えるのではないでしょうか。
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Duster - Stratosphere(25th Anniversary Edition)【CD】
¥2,970
1996年に結成され、活動期間わずか4年ながらその後様々なアーティストに影響を与え続けているバンド、2018年に再結成しさらに人気を高めているDusterのスロウコア大名盤の1stアルバムの25周年盤。 無人の荒野を一人歩いているような、はたまたは宇宙の中一人取り残されているような、自身の孤独と向き合うような切実な陰鬱さがあり、ささやく様なボーカルや所在無さ気なギターが紡ぐ甘いメロディが、通り抜けていく風のように楽曲全体の寂しさをより際立たせています。 当時の機材で録音したLo-fiな音像、この時代でしか出せなかった空気がここにはあるのかもしれません。 スロウコアといえばまずはこれ、と言えるほどの大名盤、個人的にも大変好きなため是非一度聴いて欲しいです。