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VANILLA.6 - VANILLA.6
¥2,500
2020年リリース、関西を中心に活動するニューポップ・バンド・プロジェクトVANILLA.6 キャリア初のフルレングスアルバム。Mabase Recordsが制作協力、リリースはVNLDOSE RECORDSより。 一聴するとThe 1975、Friendly Fires、Foster the Peapleのようなダンスエレクトロニカ/インディーロックの影響を感じつつ、R&Bやシューゲイザー、ニューウェイブ、インダストリアルロック、ポストパンクなどなど多種多様な音楽を接続させ、狂騒的なまでの音楽への熱が感じられます。 高層ビルの立ち並ぶ都会の夜のネオンの中に1人イヤホンをしながら踊りたくなるような、まるで映画の主人公になったかのような気分を感じられるような楽曲群はこちらを躍らせることに余念がなく、そのサウンドスケープに身を委ねて、どこまでも行ってしまいたくなってしまいますね。 光と陰のコントラストというところも楽曲の中から非常に強く感じられており、磨き上げられたポップネスによって、それらがより一層鮮やかに浮かび上がります。 レコーディング/ミックスにはstudio Hanamauiiの宮一敬氏、マスタリングエンジニアにはKensei Ogata氏が担当。印象的なジャケットの撮影は室田光祐氏が行っています。 CDボーナストラックとして名曲CRUSHのリミックス等3曲を収録しています。
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ゆ~すほすてる - どっかいっちゃいたい/いかないで~
¥1,000
2019年リリース、京都を中心に活動するゆ~すほすてるの2曲入りシングル。(+ボーナストラック2曲) 大阪を拠点に活動を続ける前田氏主催のMabase Recordsからの共同リリースとなっています。 後に発売されるアルバム”ゆるしたい/ゆるされました?”でも中心的な楽曲となっている2曲となっており、ゆ~すほすてるを聴くならまずはこのシングルからという入り方も良いかもしれません。 90年代グランジ的なヒリつきがありつつも、シンバルズのようなポスト渋谷系バンドのような爽やかさも併せ持つような一筋縄ではいかなさそうなバンドサウンド。歌詞を見てみると”ぼくにはなんにも残っていやしねーよ“や”つらすぎる/マジでなんのやる気も起きない”といった憂いというか生活に対する諦めみたいなものが歌われており、個人的には共感しかないのですが、それらを抱えながら日々を疾走してくという決意のような両ナンバーを聴くとなんだか頑張ろうという気分にもなってきます。 社会と関わる中で硬直していく心と感受性に抵抗と諦めを繰り返す日常を送る方々に是非聴いてもらいたい。 製作方針として外部エンジニアは一切入れずegw氏が録音からマスタリングまで完結させるというストイックなDIYスタンスを貫いています。 アートワークはイラストレーター・みずす氏が担当。