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yubiori/Acle - under a cloud

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2024年リリース、横浜を拠点に活動するyubioriとAcleの4曲入りスプリットEP!
静岡県のFURTHER PLATONICからのニューリリースになります。

yubioriはRAFT RECORDSからリリースされていたセルフタイトルが完売したことも記憶に新しく、暮らしの中で感じる諦めと焦燥を焦がすようなバンドサウンドにさらに磨きが掛かり、どこかでうつむく誰かの背中を優しく、それでいてしっかりと押してくれるように感じます。
”放射冷却”では戻れない過去に思いを馳せながら、何者にもなれなかった僕たちに、それでもやっていくんだという思いにさせてくれるエモーショナルな楽曲、ライブ映像だったりはSNSで見ていたので、遂に音源で聴けて非常に嬉しいです。
”鳥籠”では優しいアルペジオフレーズとアコースティックギターの絡みから始まる、個人的にはPedro The Lionとかを感じます。飛び立っていくようなラスト1分は必聴、歌詞の最後の1フレーズで心を掴まれます。

Acleも前作はRAFT REECORDSからリリース、90’s EMOに影響を受けたであろうサウンドと丁寧に紡がれるギターワークと感情を爆発させるように掻き鳴らされるバーストパート、どこか諦念を含みながらも孤独に寄り添うような優しさを感じます。
”sleep tight”はChristie Front DriveやMineralの2ndとか好きな人には必ず聴いて欲しい名曲、イントロから始まるアルペジオフレーズは必聴の美しさです。夢だけ見ていたいけどそうはいかない、やるせなさを感じながらも前を向いて生きていかなきゃと思わされます。
一人で部屋の中で延々と考えてしまうような堂々巡りを唄ったかのような”幕間”では思わず泣きました。日々と日々の合間、夜眠りに付くときに部屋を暗くしたときに頭を巡るどうしようもない切なさと不安、それを唄ってくれる事に救われます。

レコーディング、ミックス、マスタリングはkurayamisakaやPygmy I'm cricket、yubioriの1stの際もエンジニアを担当しているShimada Tomoro氏、ドラムテックには佐藤謙介氏がクレジットされ、アートワークはタカギタツヒト氏が担当しています。

絶対聴いたほうが良いスプリットです!

トラックリスト

M-1 放射冷却 - yubiori
M-2 sleep tight - Acle
M-3 鳥籠 - yubiori
M-4 幕間 - Acle

以下レーベルインフォ

横浜を拠点とするyubiori、AcleによるスプリットEP。
RAFT RECORDSが輩出した2バンドの新作は静岡のFURTHER PLATONICからリリース。
yubioriは日本のエモ道標を辿りながらも、その先に広がるどこか素朴な情景。今まで見てきた景色や日々の生活を浄化させる純朴さと対比する溢れ出る情熱。
Acleは90’s emoマナーに沿ったアプローチで感情の奔流を魅せる。前作以降描くような活動ができずメンバーチェンジを経て、そういった葛藤もこのバンドの熱量に繋がっているのではないか。どこまでも感情的な唄と演奏。強い想いが込められた作品だ。
日本のエモ、bachoやAnd Protector以降の新たな等身大の表現を、両バンドは体現する。

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