Acle - Town in Mind
¥2,500($15.93)
International shipping available
横浜発エモーショナルロックバンド”Acle”の待望の1stフルアルバム!
今作は三島のFURTHER PLATONICからのリリースです。
1st EP”Cling to The Past”や前作yubioriとのスプリット”under a cloud”からも感じたような90s EMO(mineralだったりChristie Front Drive)への憧憬が煮詰められ昇華された稀有なサウンドへと深化、心の内側をつらつらと書き連ねるように、世界で私がただそこにいるという確認を行うかのような丁寧かつ内省的な詩情、静と動のダイナミズムからくる胸を書きむしりたくなるような激情、私の求めているEMOが多分に含まれたようなアルバムとなっています。
開幕の”Town in Mind”~”117”ではAcleの真骨頂とも呼べるような美しいアルペジオと孤独を淡々と呟くような詩、夜中部屋を出て、街を歩き、行く当ても無くさまよいながら所在ない感情の行先を探すような切実な寂しさを抱えたアルバムであるということが最初からヒシヒシと伝わってきます。そこからつんのめるようなイントロから始まるMVにもなっている”Kind Heart”~先行シングルとしてリリースされていた”Fault”へ繋がる展開は最初聴いた時鳥肌が立つほどカッコよかった。絶対に曲順通りに最初から最後まで聴いて欲しいです。
個人的に好きなのは6曲目の”滸”、街灯だけが点々と佇む先にある、時折通り過ぎる電車の音だけが響く部屋の中で一人ぽつぽつと後悔を呟きながら、それでも暮らしは続いていくことは止められないという諦めにも似た決意が切なく響くような楽曲。会社から退勤する車の中で流しているとこの世界のどこかにも私のような人々がいるのかなあと思ったりするような、寄り添うわけでは無くただそこにあるような佇まいが素晴らしいです。
本当の意味でのエモーショナルとは何か、本作は1つの到達点に至っているようなアルバムであると私は思います。哀しみに溢れている。
特典として「Acle 1st Full Album"Town in Mind" パーフェクトガイドブック」が付属、楽曲解説や使用機材紹介など充実の内容となっています。
トラックリスト
1. Town in Mind
2. 117
3. Kind Heart
4. Fault
5. 未だ街の中で
6. 滸
7. 吐露
8. Hariko
9. エンベロープ
10. Homeward
11. Scenery
12. 蛹
以下レーベルインフォ
横浜Acle、待望のファーストアルバムが2026年リリース。
日本のフォークの魂を感じるVo&Gtカイセイの哀愁の唄。
90’s emoの影響も強く、儚いアルペジオの絡みから、叙情的な静と動の展開が心を震わす。
郷愁の世界観はスプリットをリリースしたyubioriとも共鳴しながら、よりポストロックやシューゲイザーといった緊張感のある音楽と親和性を持つ。
瞬間で音楽が消費される昨今に一石投じるフルレングスは、私たちが青春時代に体験した作品に対する没入感が蘇る。漫画を読みながらなんとなく聴いていたフルアルバムの中に、どの曲だったっけな、と余韻が残ってリピートを重ねていく。6畳間に流れる展開美は、君たちのなにかの記憶とともに残るだろう。
FURTHER PLATONICで刻んできたweave、fog、birthや、bacho、And Protector、くだらない1日、yubiori が好きであればチェックしてほしい。
-
レビュー
(20)
- レビュー(20)